本州:遠征の為に一時的に乗った「ステップ・ワゴン」に代わり、中古車で買った「モビリオ」は今でも最も好きなホンダ車です。積載性は「モビリオ・スパイク」や上級ミニバンに譲るとしても、2001年の東京モーターショーに出品された「SUU」そのままの姿で市販された先進的なデザインは、今なお古さを感じません。
2019年に孫の入学祝いを積み、名古屋までの長旅も難なくこなしてくれた、この「ミルトマップ5号」は、2002年の初年度登録車です。そうです、今年で18年目を迎えるのです。13年目の自動車税の増額にも驚きましたが、18年目以降は重量税も増額されます。骨董的価値のあるクラシックカーならいざ知らず、生活必需品ともいうべき実用車に対する仕打ちとして、到底納得できる制度とは思えません。
2019年9月、際立って複雑な日本の自動車税制の内、「取得税」が廃止されましたが、自動車工業会の会長「Mゾウ」さんが得意げに言うほどの進歩・改善とは程遠く、むしろ消費税:増税の目くらまし効果を狙った、官僚の浅知恵にしか見えません。「東大出てても、バカはバカ!」という戯れ歌(Youtubeで検索できますよ)も、満更おふざけに聞こえなくなりました。
自動車評論家や政治家の一部には、同様の主張をする向きもありますが、一向にその声が広がりを見せないのは、本当に疑問です。原発の再稼働をなし崩し的に許容する世論と同様、「喉元過ぎれば、熱さを忘れ」と見透かされてはならないのです。井戸端会議でも居酒屋論議でもいいのです。声を上げてみませんか。
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