こんな時だからこそ、恐れず大胆に、普通の市民も芸能人も木工家も飛行機乗りも、声を上げるべきです。今一番困っている最も弱いヒトを助ける事こそ、全体を助けることになるのだから。その為の有効な方法があるのに、慣例や思い込みに囚われ大胆な決断をしないのは、今日に於ける最大の罪です。
その役割を担うべき、政治家に考えてもらいたい。このままでは、コロナウィルスによる死者より、経済的困窮で死ぬ人が圧倒的に多くなります。その人たちを救うのは、憲法にも記載された政治の勤めです。何故多くの政治家は、財務官僚がオウム返しに唱える「財政破綻」「プライマリーバランス」の嘘に飼いならされてしまったのでしょうか?。今現在、国(…?政府)の借金1100兆円があるにもかかわらず、破綻しない理由を聞いたことが無い。そして目標としているデフレ脱却ができない理由を聞いたことも無い。財務省は、財政破綻を起こす状況を、具体的に提示すべきです。政治家は勇気をもって「財政破綻など恐れるに足らず!」というべきです。その論拠をしっかりと構築しなければなりません。
日頃「愛国心」を唱える人たちは、何故この国(国土・国民)の底力を信じないのでしょうか。
穏やかで恵まれた自然環境によって育まれた生真面目な住民の丁寧な生き方こそ、この国最大の財産であり底力です。遥か昔に金(ゴールド)本位制を捨て去って尚、国内はおろか対外的な価値(信用)を保持する通貨「円」を発行する根拠は、日本という国の底力という事を再認識するべきです。
今こそ政治は、ハイパーインフレの危険を避ける方策を取りつつ、非常時「ベーシック・インカム」を真剣な政治課題として取り組むべきです。足りない処に満遍なく必要な「円」を供給しなければなりません。「カネ」の本質は、数字に過ぎないという事実に気づくべきです。
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