爺の繰り言:#2~ミルトマップの、「マップ」って…?

   地図ではありません~では何…?  の答えを探そうと思う。

  ミルトマップの語源については、「このままでは、意味不明…」「シュルトル・マプを、ミュルトル・マプと誤記:誤読」「更に、ミルトマップと誤読」…等々の諸説があり、アイヌ語のネイティブ:スピーカーに確かめる機会を持てないので、現時点では今一、特定する気になれない。そこで、道内に残る「マップ」を探してみた。

 美流渡の中心地から北1.5㎞にある「幌向川ダム」の銘板に、「ミルトマップの沢」の文字が見えます。

このダムから幌向川に注ぐのは、「マップ川」です。

 岩見沢市に合併する以前の栗沢町:旧地名は、清真布(キヨマップ)です。

 廃線が間近に迫る留萌本線、沼田町内の無人駅「真布=マップ」 (Google Earth より)


  北海道内の河川名を検索すると、空知・上川:管内だけでも、「~マップ」が10以上ヒットする。

「マップ川」「清真布川」「オタルマップ川」「シリツルオマップ川」「ニセイノシュケオマップ川」「ポンイパノマップ川」「ニタイオマップ川」「オタツニタイオマップ川」「ニセイテシオマップ川」「ニセイノシキオマップ川」「ニセイチャロマップ川」「ヌプリケシオマップ川」「イパノマップ川」

 

 漢字に変換しない「河川名」として残っていることが多いので、水流に関わることと推測するに留めるしかない。それはそれ~肝心なのは、この地に暮らす者として、先人の想いを疎かにしないということ…。微かに残る「意味」の、端っこにでも触れていたいと思う。


ミルトマップ木工房

「ミルトマップ」は、この地:美流渡の語源とされるアイヌ語です。 心やさしき、人々へ~。 あなたの椅子とテーブルを、ミルトの森から~。

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