7月中旬から愚図ついた空が続き、時期に遅れた「蝦夷梅雨」かと…? でも、雨には「紫陽花」がよく似合う。
自宅:改修中の為、手軽なミルトマップの定番「2本脚スツール」の構造とデザインを見直し、最終形態を目指して製作、「ウィング:スツール」と名付ける。
構造の要は、傾斜した脚と座板の接合。補助金具やネジ類を使わない完全木工品とするため、「送り蟻溝:吸いつき桟」の蟻枘を斜めの脚に切らなければならない。最新のNCルーターなら、一発加工が可能かもしれないが(解かんないけど…?)、貧乏木工家は極めてアナログな手法を駆使して、何とか達成…!!
デザインの要は、座板の形状。1脚目は、先の大戦における代表的存在:英国のスピットファイア―の翼をモチーフとした。
2脚目は、同じくWWⅡのP-51マスタング。アナログ世代の飛行機マニアには、おなじみの機体だが、空に憧れた多くの若者達がこのコックピットから、そのまま空に昇り帰還することは無かった。21世紀となった現在においても尚、悲しい現実は後を絶たない。
次回作は日本機としたいが、結構難しい…。
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