第一作目とセットの椅子4脚が1週間前に完成した。テーブル完成から、1か月もかかってしまったが、体力・集中力・根気に欠ける忸怩を、歳の所為にしたくはない。
80歳にして「猫一匹まともに描けない…。」と落涙した「北斎」を引き合いにだすのは恐れ多いとしても、元旦からの1か月半で、まだ自分の中にも、更に良い物を作りたいという気概が残っているのを確認できたから…。
しかし反省しなければならない事は、「機械による怪我は、木工家としてあるまじき失態…!」などと豪語していた報いを、最後の行程で受けることになった事…。
年齢による衰えを認めることも、必要だと自覚させられた。幸い病院の世話にならない程度で済んだが、終わりを急ぐ油断と注意力の衰退は、しっかりと肝に銘じなければならない。
徳川家康:訓…「百里の道は、九十九里をもって半ばとすべし。」
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