ホンダが、新領域へのチャレンジとして、「eVTOL」「アバターロボット」「月面でのチャレンジ」を発表した。研究は国内で行われるが、特に「eVTOL」の開発・試験・運用は、「honda jet」同様に、アメリカで進められるようだ。
画像は、ホンダのホームページより…。
ホンダ党として嬉しい反面、日本人として「またか…。」の想いがぬぐい切れない。国内開発ができない理由は、地勢学的要件や需要(市場)の問題だけではない。旧態依然とした官僚システムによる、新たな価値や想像力に対応しきれない、硬直した法体系にあるのは明らかだ。
世界のジェネアビで主流となっているLSA(light sport aircraft)に、未だ日本の法律は適正に対処していない。その結果、2019年には(残念なことに…)写真のstingが、個人輸入の後に脱法的な運用による、悲惨な事故を起こしている。
因みにLSA(Shark)で、世界一周中の19歳(ベルギー)の少女は、日本に立ち寄りすらしない。
今後の主流となる電動化においても、官主導(JAXA)の大型プレジェクトを頼るこれまでの日本方式がいいのか、小さくとも多様なアイデアを延ばす欧米の方式がいいのか、考え直すべきではないだろうか。(ピピストレル社のヴェリス・エレクトロ機)
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